冷蔵庫の野菜室の比較
冷蔵庫メーカー別野菜室
最近「早急に冷蔵庫をなんとかしなければー」と思って生きているせいか、TVCMでもやたらと冷蔵庫のCMが目に付きます。
これって、自分が妊娠すると街中でやたらと妊婦が目に付くようになるとか、そういう現象と同じで自分が今興味があるところについつい注目するというアレなのかもしれませんが。
あ、単に今がもうすぐボーナスシーズンで、私が見ているTV番組のターゲットが主婦層のものが多い、ということかな。
さて、そういうCMを見てて思ったことは、「野菜室の特徴を前面に出しているメーカーが多いなぁ」ということです。ちょっと前、いや、だいぶ以前は、「パーシャルとかチルドとか氷温」、そういうチルドルームを売りにしてたCMをよく見たような記憶がありますが、まあ技術も進歩するだろうし、消費者側のライフスタイルも変化するよね、ということで、時代は野菜室、でとりあえず納得。
とはいうものの、「朝どれ」とか「摘みたて」とか「シャキシャキ」とか、キャッチコピーだけではよくわからないので、各メーカーの冷蔵庫の野菜室の特徴を調べてみました。
日立 冷蔵庫 新鮮スリープ野菜室
特徴:スリープ保存
スリープ保存とは
野菜の呼吸により放出される炭酸ガス発生に加え、プラチナ触媒がエチレンガスやニオイ成分を分解することで、野菜室の炭酸ガス濃度を高めます。
周囲の炭酸ガス濃度が上昇すると、野菜は気孔を閉じて呼吸活動を低下させます。活動が低下することで栄養素の消費を抑えて野菜を長持ちさせます。
真空チルド室にもプラチナ触媒を採用していて、肉や魚の表面の酵素の働きを抑制して鮮度や栄養素を守る「スリープ保存」を実現しているそうです。
R-X7300Fの野菜室のたて収納スペースは2Lペットボトルの収納も可能です。
|
三菱 冷蔵庫 朝どれ野菜室
特徴:業界初 3色LED
密閉性を向上させることで、野菜からの水分の蒸発を抑えうるおいを保ちます。
3色LEDの光の力でビタミンCや糖量をアップさせることができ、緑化も促進させます。
※葉緑素をもつ野菜で効果を発揮します。
|
シャープ 冷蔵庫 シャキット野菜室
特徴:ステンレス・ロック野菜室
「うるおいガード」で野菜を乾燥から守ります。
また野菜室を真ん中にレイアウトにすることで、奥の野菜や長い野菜も取り出しやすい構造になっています。
一部の機種は冷凍室に囲まれた「雪下シャキット野菜室」を採用しています。
|
パナソニック 冷蔵庫 シャキシャキ野菜室
特徴:湿度コントロール機能
再生セルロースのモイスチャーコントロールフィルターで野菜にちょうどいい湿度をキープすることができます。
「ナノイー」が、劣化・変色の原因となるエチレンガスの発生を抑制します。
|
東芝 冷蔵庫 新鮮 摘みたて野菜室
特徴:Ag抗菌仕様
高湿度キープ、はもちろん、低温(約3~5℃)で野菜を休眠状態にします。
光触媒「ルネキャット」でエチレンガスを分解します。
内部をAg抗菌仕様にすることで腐敗の原因になる微生物の増加を抑制します。
|
どうやらポイントは湿度を適切に保つこととエチレンガスを抑えることが重要みたいですね。
野菜、果物のなかでは、トマトとりんごがエチレンガスを発生させやすいということなので、
今でもその2つは野菜室に入れないで、他の野菜とは分けて冷蔵室に入れているのですが、それぐらいではあんまり効果ないのかな?